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J-GLOBAL ID：201402256214947907   整理番号：14A0355936

層積雲上端(POST)の物理学:キャッピング逆転層をまたぐ乱流混合

Physics of Stratocumulus Top (POST): turbulent mixing across capping inversion

著者 (9件)： MALINOWSKI S. P. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  GERBER H. (Gerber Scientific Inc., VA, USA) ,  PLANTE I. Jen-La (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  KOPEC M. K. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  KUMALA W. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  NUROWSKA K. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  CHUANG P. Y. (Univ. California, CA, USA) ,  KHELIF D. (Univ. California, CA, USA) ,  HAMAN K. E. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 13  号： 24  ページ： 12171-12186  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Physics of Stratocumulus Top航空機観測で,温度,液状水含有量,湿度,乱流の測定を行った。雲上端部を非乱流自由対流圏,乱流キャッピング逆転層,乱流雲上端混合層,雲層に分けるアルゴリズムを提案した。層の動的安定性の解析により,雲キャッピング逆転層と雲上端が,逆転層の高い安定性に打克つに十分な強さの風シヤにより,乱流であることが分かった。この混合層の厚さは,勾配Richardson数の限界値付近に留まるよう,風と温度ジャンプに対応した。乱流混合は逆転層をまたぐ輸送を支配するが,この混合結果は雲上端と自由対流圏の熱力学的特性に依存した。雲上端の負浮力大気の除去,ないし稀薄な雲上端層の形成が,熱力学的,気象学的,光学的に異なる2つのケースで見られた。

シソーラス用語： *下層雲 ,  *逆転層 ,  Richardson数 ,  観測 ,  大気乱流 ,  *乱流混合 ,  浮力 ,  対流圏 ,  微物理 ,  気温 ,  湿度 ,  含水量 ,  ウインドシア
準シソーラス用語： 風シヤ ,  *キャッピング逆転層 ,  雲微物理 ,  航空機観測 ,  自由対流圏 ,  *層積雲

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 層積雲 ,  物理学 ,  キャッピング ,  逆転層 ,  乱流混合