抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本が特別支援教育の参考にした国の1つが英国である。英国(イングランド)は,1978年ウォーノック報告で特別なニーズ教育の概念が示されている。それを背景に,形成過程のプロセスを捉えるために,図書館職員,大学の障害サービス職員,IT担当職員を対象に半構造化面接データを基に時系列分析を行い,次の結果を得た。1995年以降の法制化移行特別支援が開始された。第1ステージは,通常の図書館業務を工夫して特別なニーズを持つ学生が直接,図書館を利用できるようにした,第2ステージは,連携を軸に個のニーズに応じた支援を行うための手立てが講じられた。第3ステージは,インクルージョンを具現化した支援がなされた。