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J-GLOBAL ID:201402256259751272   整理番号:14A1453055

その場結晶粒ナノ構造化による錫青銅合金の強度と靱性の向上のための方策

Strengthening and toughening strategies for tin bronze alloy through fabricating in-situ nanostructured grains
著者 (7件):
資料名:
巻: 66  号: Part A  ページ: 60-66  発行年: 2015年02月05日 
JST資料番号: A0495B  ISSN: 0264-1275  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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強化が延性の低下を伴うという傾向は,何百年もの間様々な方法で処理されてきた金属及び合金についての一般的な真実であった。将来的には,延性などの他の特性を犠牲にすることなく金属や合金の強度を向上させることがそれらの競争力のために極めて重要となる。銅合金の強度と靱性を同時に向上させる方策について報告する。鋳造Cu-10Sn-2Zn-1.5Fe合金を例にすると,室温で引張強さが483MPa,及び,均一伸びが29.3%と,通常の鋳造錫青銅合金Cu-10Sn-2Znと比較して劇的に向上した。この方策が,その場錫青銅ナノ複合材料の微細化されたナノ構造結晶粒に主として由来することが明らかになった。この合金では,少量のFe添加と対流状態下での凝固により,平均結晶粒径2~10nmの大量の準コヒーレントFe濃化ナノ粒子が20~60μmの大きさのミクロン規模の結晶粒内に分散している。微細化されたナノ構造結晶粒の他にも,結晶粒界の脆いSn濃化層が減少することと,ナノ粒子とCu母地との間に準コヒーレント界面の存在することが,引張強さと延性の向上に寄与している。このことと,このことがナノ構造結晶粒の形成に多少とも関係しているということに関して考察を加えた。この総合的に優れた機械的性質は,工業的にも実現させることが可能である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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