抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ギンザケ(Oncorhynchus kisutch)は,サケ科サケ属に分類される太平洋サケの1種である。分布,生活史および生態,雄の代替生活史について解説した。本種は,ほかの太平洋サケに比べて資源量が小さく,近年の漁獲量は世界で年間2万トン程度である。一方,養殖(海面)による生産量は,年間10万トンを越えている。最大の生産国はチリで,日本やアメリカなどに輸出している。日本では,三陸沿岸を中心に生産されており,1991年には2万7千トンに達したが,その後は輸入増による価格低迷等から減少し,近年は年間1万トン強で推移している。