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J-GLOBAL ID:201402256291675103   整理番号:13A0509622

完全なミトコンドリア・ゲノムに基づく中国のツパイ(Tupaia belangeri chinesis)の系統発生位置の評価:生物医学的研究における霊長類に対する代替実験動物としてのツパイ使用

Evaluating the Phylogenetic Position of Chinese Tree Shrew(Tupaia belangeri chinensis) Based on Complete Mitochondrial Genome:Implication for Using Tree Shrew as an Alternative Experimental Animal to Primates in Biomedical Research
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 131-137  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2547A  ISSN: 1673-8527  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ツパイ(Tupaia belangeri)は現在,ツバイ目に属し,東南アジアと中国南西に広く分布している。小さい体のサイズ,体に対する高い脳質量比,短い生殖周期と寿命,低コストの維持など,その固有の特徴によりツパイは生物医学的研究の霊長類に対する代替実験動物であることが提案された。しかしながら,霊長類におけるツパイの正確な系統発生親和性に関していくらかの議論がある。この研究において,本研究では3つの中国のツパイ(T.belangeri chinensis)と1つのマレー半島のヒヨケザル(Galeopterus variegatus)のmtDNA全ゲノムを決めた。Euarchonta内の種に関して発表されたデータと組み合わせ,本研究ではヒヨケザル,ツバイ,霊長類の代表的な種の間での系統発関係を識別することを意図した。中国のツパイとマレー半島のヒヨケザルのmtDNAゲノムは,類似の遺伝子組織と構造を他の哺乳類と共有した。12の連結されたミトコンドリア・タンパク質コード化遺伝子に基づく系統発生分析は,ツバイとGliresの種のより緊密な関係を明らかにしたが,ヒヨケザルの種は霊長類とクラスター化された。このパターンはmtDNAデータに基づいて以前報告された系統学と整合していたが,核遺伝子を基礎として再建されたものとは異なった。本研究の結果は,霊長類に対するツパイの母系の親和性が本研究で考えたほど近くない可能性があることを示唆した。中国のツパイの全てのゲノム配列のために進行しているプロジェクトは,この重要な問題を明らかにするためのより多くの情報を提供するだろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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遺伝子の構造と化学  ,  進化論一般  ,  細胞構成体一般 
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