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J-GLOBAL ID:201402256506399900   整理番号:14A1147188

別府湾の変遷:プレート収斂モードで規制された盆地形成過程の定量的検討

Evolutionary process of Beppu Bay in central Kyushu, Japan: a quantitative study of the basin-forming process controlled by plate convergence modes
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号: July  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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総合的な構造運動の検討で,活動的縁辺における盆地形成及び変形過程を明らかにした。南西日本(SWJ)はフィリピン海プレートの斜交サブダクションの影響を受けた島弧で,島弧を2分する中央構造線(MTL)で右横ずれ滑動をしている。MTLの最西端部での構造的凹地である別府湾の鮮新世/更新世堆積物は,上方に,下部(5~0.7Ma),上部(0.7~0.3Ma)及び付加的最上部(0.3Ma~現世)に区分される。詳細な地震探査データ解釈で,盆地の深部の主要構造は,N-Sの強い拡張体系での古期の半地溝と,後期第四紀の断層の走向移動速度増進の結果として,MTLの右雁行状部に発達した若い時期の展張サグであることが分かった。展張部分の堆積物は,収縮相の発生のために後のインバージョンで変形されている。盆地の低角度デタッチメント上盤の特異な変形は数値モデリングで問題なく再現された。離散要素法に基づき,変形した堆積層の相異は,断層の傾斜角度の相違によるものであることが分かった。別府湾周辺やSWJの他の地域での構造運動系の顕著な時間的変動は,オイラー極の移動を含めた約6Ma以降のフィリピン海プレートの一時的な収斂モードの結果であろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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構造地質学・テクトノフィジクス一般  ,  新生代 
引用文献 (60件):
  • Abe S, Niiro R, Ino S (2013) Hybrid optimization for prediction and suppression of long-period multiples. In: (ed) Abstracts of the 128th conference of the Society of Exploration Geophysicists of Japan
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  • Budhu N (2007) Soil mechanics and foundations, 2nd edn. Wiley, New York
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  • Cundall PA (1971) A computer model for simulating progressive large scale movements in blocky rock systems. In: (ed) Proceedings of symposium for International Society of Rock Mechanics, 1, Paper No. II-8
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