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J-GLOBAL ID:201402256679214639   整理番号:14A0063809

宮古島の島尻マングローブ林帯における植食性カニによるリター持ち去り量の定量

Litterfall Removal by Detritivorous Crabs in a Mangrove Forest of Miyakojima Island
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 141-148  発行年: 2013年12月16日 
JST資料番号: G0291A  ISSN: 0375-9202  CODEN: TNDNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マングローブ葉中タンニンが林床土壌と接触するまでの動態を明らかにするため,日本の亜熱帯域に位置する沖縄地域の宮古島の島尻地区マングローブ林において,リターキャッチャーを用いて植食性カニによる落葉の巣穴への持去り量を通年調査した。得られた結果は以下の通りである。1)リター総量は1221gm-2y-1であり,そのうちカニによる持去り率,林床への現存率,及び海域への持去り率はそれぞれ68.9,9.6及び21.4%であった。2)総リター量における各樹種(Bruguiera gymnorrhiza,Rhizophora stylosa及びDerris trifoliata)の重量割合はそれぞれ61.4,31.1及び7.5%であり,各樹種葉のカニによる持去り率はそれぞれ72.8,69.3及び35.7%であった。カニによる落葉の巣穴持去り率はタンニン含有率の高いマングローブ樹種において高かった。3)落葉及びカニに持去られた落葉中のタンニン含量は,それぞれ92.6及び65.7gm-2y-1であった。これらの結果から,植食性カニがマングローブ葉を選択的に摂食するという行為は,葉中タンニンと林床土壌との接触機会を増加させ,溶存Fe溶出を促進させる可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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森林生物学一般 

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