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J-GLOBAL ID:201402257114551166   整理番号:14A0232847

数理ファイナンスの最近の話題

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資料名:
巻: 32  号:ページ: 332-337  発行年: 2013年12月15日 
JST資料番号: L0458A  ISSN: 0285-9947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,金融工学の一部に位置付けられ,金融リスクをどのように捉え,それをどのように制御するかをテーマとする数理ファイナンス研究の歴史と現状を示した。まず,1)マーコビッツによるポートフォリオ理論,2)ブラックとショールズによる株式のコールオプションの複製理論,3)金融機関がリスクをとりすぎないように監視するためのリスクの計量化といった研究の流れを説明した。次に,3)として規制当局が指標として認めているVaR(Value at Risk)は金融危機を回避するためのリスク指標であるが,リーマンショックでうまく機能しなかった背景について述べた。すなわち,債務不履行のリスク(信用リスク)に関するデリバティブとしてCDS(Credit Default Swap)やCDO(Collateralized Dabt Obligation)が発明され,CDOと似た考えによる住宅ローンCLO(Collateralized Loan Obligation)がサブプライムローン問題を引き起こした。それによって潰れるリスクがあると認識されたメガバンク間の取引は担保付きとなり,クオンツには積むべき担保額の計算が課せられるようになった。そこで,リーマンショック後の金融規制やデフォルトの連鎖拡大を食い止めるためのシミュレーション実験などについて触れ,バブル抑制に働くリスク指標の必要性を論じた。
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分類 (2件):
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原価管理一般  ,  数値計算 
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