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J-GLOBAL ID：201402257311841753   整理番号：14A0903994

不安の基礎となる分散回路

Distributed circuits underlying anxiety

著者 (1件)： ADHIKARI Avishek (Stanford Univ., CA, USA)
資料名： Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web)  (Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web))
巻： 2014  号： Apr  ページ： WEB ONLY  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： U7035A  ISSN： 1662-5153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不安により環境が評価され,潜在的脅威への曝露が最小化される。そのため不安は動物にとって大変重要である。さらに,不安障害は一般的である。そのため,不安の基礎となる神経ネットワークは大変興味深いトピックである。筆者らはげっ歯類の不安のパラダイムに焦点をあてるが,ヒトの神経イメージングおよび臨床研究による結果も述べることとする。扁桃体と分界条床核(BNST)が不安調節において果たす重要な役割を示す研究と,床核が異なる出力経路を用いて特定の不安の様態にどう影響するかを示す最近の知見を手短にレビューする。最後に,内側前頭前皮質(mPFC)や腹側海馬(vHPC)などの脳領域は扁桃体およびBNSTと強調して働き,げっ歯類とヒトの双方で不安を制御する,相互接続構造の分散ネットワークを形成していると提案する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： マウス ,  ラット ,  ヒト ,  *不安 ,  *神経回路網 ,  神経経路 ,  脳 ,  前頭前野 ,  トド ,  分界条床核 ,  扁桃体 ,  内側前頭前野 ,  ネズミ亜目 ,  中枢神経系 ,  大脳半球
準シソーラス用語： 扁桃核 ,  内側前頭前皮質

分類 (2件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  脳・神経系モデル  (EL02050C)

タイトルに関連する用語 (1件)： 基礎