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J-GLOBAL ID：201402257458340792   整理番号：14A0127624

スイゼンジナの色素を用いた色素増感型太陽電池における2種の色素の効果

A dye-sensitized solar cell using two dyes obtained from Gynura bicolor

著者 (2件)： 濱田泰輔 (沖縄工高専) ,  宮里梨恵 (沖縄工高専)
資料名： 電気化学会技術・教育研究論文誌  (Journal of Technology and Education)
巻： 20  号： 2  ページ： 83-88  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： L2883A  ISSN： 1342-6079  CODEN： DKGRFL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二酸化チタンを焼結した透明ガラス電極に,スイゼンジナの色素{葉の表(緑色)と裏(紫色)にある2種類の色素}を用いてタンデム型の色素増感型湿式太陽電池を作製した。2種の色素を組合せ用いることによって相乗効果が認められた。特に紫色色素を先に二酸化チタンに吸着させた後,緑色色素を吸着させた電極を用いた場合の方が高い短絡電流値が得られた。更に,色素の浸漬時間を長くし,色素の吸着量を増加させた場合には,相乗効果は観測されたものの,短絡電流値は減少した。

シソーラス用語： *キク科 ,  *色素 ,  *太陽電池 ,  酸化チタン ,  透明電極 ,  ガラス電極 ,  緑 ,  紫 ,  *相乗作用 ,  吸着 ,  短絡電流 ,  時間 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  反射スペクトル ,  抽出 ,  光照射 ,  電流電圧特性
準シソーラス用語： *スイゼンジナ ,  *色素増感型太陽電池 ,  二酸化チタン ,  緑色 ,  紫色 ,  *相乗効果 ,  浸漬時間 ,  吸着量

分類 (3件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  電極過程  (CB07040U) ,  太陽電池  (NC03084O)

引用文献 (14件)：

• 日本化学会編、人工光合成と有機系太陽電池、化学同人(2010).
• K. Sayama, S. Tsukagoshi, T. Mori, K. Hara, Y. Ohga, A. Shinpou, Y. Abe, S. Suga, H. Arakawa, Solar Energy Materials & Solar Cells, Vol. 80, pp.47-71 (2003).
• V.P.S. Perera, P.K.D.D.P. Pitigala, M.K.I. Senevirathne, K. Tennakone, Solar Energy Materials & Solar Cells, Vol. 85, pp. 91-98 (2005).
• J.-H. Yum, S.-R. Jang, P. Walter, T. Geiger, F. Nuesch, S. Kim, J. Ko, M. Graetzel, M. K. Nazeeruddin, Chem. Commun., pp. 4680-4682 (2007).
• T. Funaki, H. Funakoshi, N. O.-Komatsuzaki, K. Kasuga, K. Sayama, H. Sugihara, Chem. Lett., Vol. 41, pp. 647-649 (2012).

タイトルに関連する用語 (3件)： スイゼンジナ ,  色素 ,  色素増感型太陽電池