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J-GLOBAL ID：201402257471349928   整理番号：13A1208511

自然発症高血圧ラットにおいてウロテンシンIIの心血管効果を仲介する中心活性酸素種

Central reactive oxygen species mediate cardiovascular effects of urotensin II in spontaneously hypertensive rats

著者 (4件)： Lu Ning (Dep. of Physiology and Pathophysiology,Shanghai Medical Coll.,Fudan Univ., Shanghai) ,  Yu Haiyun (Dep. of Physiology and Pathophysiology,Shanghai Medical Coll.,Fudan Univ., Shanghai) ,  Wang Rui (Dep. of Physiology and Pathophysiology,Shanghai Medical Coll.,Fudan Univ., Shanghai) ,  Zhu Yichun (Dep. of Physiology and Pathophysiology,Shanghai Medical Coll.,Fudan Univ., Shanghai)
資料名： Shengli Xuebao  (Shengli Xuebao)
巻： 64  号： 2  ページ： 142-148  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2190A  ISSN： 0371-0874  CODEN： SLHPAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 中央ウロテンシンII(UII)は,sympathy経路を刺激することによって,心臓血管機能の調節に関与する可能性がある。しかしながら,中心的メカニズムはわかっていなかった。最近の調査により,脳活性酸素種(ROS)が交感神経刺激性効果を仲介することが示された。本研究では,ROSがUIIの中心心血管効果を仲介するという仮説を検証した。実験は,ウィスター系京都(WKY)ラットと自然発症高血圧ラット(SHR)で行われた。免疫細胞化学,側脳室内(icv)注入とlucigenin強化化学ルミネセンス分析は,UII受容体発現とROSレベルを検出するためにそれぞれ,使用された。以下の結果が得られた:(1)頭側延髄腹外側野(RVLM)と孤束核(NTS)のUII受容体の発現は,WKYラットと比較すると,SHRラットで増加した(P<0.05)。(2)UII(icv)は平均動脈圧(MAP)を有意に増加させた(P<0.05)。そして,UIIの効果はWKYラットよりSHRラットで有意に目立っていた(P<0.05);(3)Tempol(スーパーオキシドジスムターゼ模倣体)またはUrantide(UII受容体のアンタゴニスト)前処置は,SHRラットにおいてUIIの昇圧効果を除去した(P<0.05);(4)脳スーパーオキシド・レベルは,脳脊髄液(CSF)処置SHRラットと比較して,UII治療SHRラットで上昇した(P<0.05)。これらの結果は,ROSがSHRラットにおいてUIIの中心心血管効果を仲介して,UIIとROSの間の新しい関係に証拠を提供することを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 高血圧自然発症ラット ,  *活性酸素 ,  病態モデル ,  *神経ホルモン ,  *薬理作用 ,  循環系 ,  作用機序 ,  脳 ,  交感神経系 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： *ウロテンシン ,  *心血管系作用

分類 (1件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自然発症高血圧ラット ,  ウロテンシンII ,  心血管効果 ,  仲介 ,  活性酸素種