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J-GLOBAL ID:201402257520719051   整理番号:12A0278868

イネ(Oryza sativa L.)の収率関連特性に対する高収率,耐乾燥および耐塩性を目的とした選択の作用

Effect of Selection for High Yield, Drought and Salinity Tolerances on Yield-Related Traits in Rice (Oryza sativa L.)
著者 (10件):
資料名:
巻: 36  号: 10  ページ: 1725-1735  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2128A  ISSN: 0496-3490  CODEN: TSHPA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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イネ産生は多くの環境因子によって制限されるが,中でも乾燥と塩分がイネの収率と栽培エリアを制限する最も重要な非生物ストレスである。乾燥と塩分に耐性を示す品種(DT,ST)の開発は,この問題の効果的な解決法である。反復親としてエリートインディカ種Feng’aizhan 1(FAZ1),ドナー親としてインディカ種Guanghui 122,Bg 94-1,ジャポニカ種Yuanjing 7とShennong 89366かた派生したBC3F5遺伝子移入集団を使用してDT,FAZI/Guanghui 122,およびFAZ1/Yuanjing 7を含む2種の高収率(HY)系統とST,FAZ1/Shennong 89366,およびFAZ1/Bg94-1を含む2種のHY系統を選択し,HYとDTまたはSTのピラミディングのために利用した。ピラミディング親と比較して,DT,ST,およびHY系統は,2種のピラミディングF2集団から選択し,それぞれ8.3%-11.7%の選択強度を有する30-42の極度のDT,ST,およびHY個体を獲得した。潅漑条件下において,3つの標的形質をもつ選択集団は,すべて出穂期,植物当たりの花序数,花序当たりの小穂数,花序当たりの充填穀粒数,結実度,1000穀粒重量を含む収率関連形質において明らかな隔たりを示した。変異の方向は選択集団および関係形質によりまちまちだった。6つの選択集団において,植物当たりの生殖花序数と花序当たりの充填穀粒数が収率に最も深く関与し,前者は12.9%-27.4%,平均18.5%,後者は9.0%-21.2%,平均13.1%関連していた。相互交配スクリーニング後,ST系統のおよそ10.0%-36.7%を平均してST選択集団と同等の等価抵抗レベルを持ち,そのためDTとSTの間に遺伝的オーバーラップが存在すると考えられる2種のピラミディング交雑のDT選択集団から選択した。まずDTまたはST,その後HYに対するスクリーニングの実行と種々のドナーからのこれらの3つの標的形質のピラミディングをする戦略は,DTとSTによる高収率を目的としたイネ交配に推薦することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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植物生理学一般  ,  作物の品種改良  ,  稲作 
タイトルに関連する用語 (4件):
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