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J-GLOBAL ID:201402257749923507   整理番号:14A1341606

自閉スペクトラム症で破壊されているシナプス,転写およびクロマチン関連遺伝子

Synaptic, transcriptional and chromatin genes disrupted in autism
著者 (40件):
資料名:
巻: 515  号: 7526  ページ: 209-215  発行年: 2014年11月13日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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自閉スペクトラム症(ASD)の発症に関わる遺伝的構造には,高頻度の遺伝子変異とまれな遺伝子変異の相互作用,およびそうした変異が他の数百の遺伝子に及ぼす影響が関与している。本研究では,ASD症例3871例とそれに対応する祖先あるいは親の健常対照群9937例を対象とした全エキソーム解析を実施し,コード領域のまれな遺伝子変異を解析した。その結果,偽発見率(FDR)<0.05では,22個の常染色体上の遺伝子に,またFDR<0.30では,107個の常染色体上の遺伝子に,発症に影響を与えると考えられるコード領域の稀な変異が見つかった。これら107個の遺伝子には,変異に対する並外れた進化的拘束が見られ,ASD症例の5%以上でde novoの機能喪失性遺伝子変異が確認された。これら変異が同定された遺伝子の多くは,シナプス形成,転写調節およびクロマチンリモデリングの経路のタンパク質をコードしている。これらのタンパク質には,活動電位の伝播,神経細胞の周期的な興奮,および興奮性-転写の共役を調節する電位依存性イオンチャネルに加え,ヒストン修飾酵素やクロマチンリモデリング因子(翻訳後にヒストンのリシンのメチル化/脱メチル化の修飾を仲介する因子が最もよく知られている)が含まれていた。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  精神障害 

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