文献
J-GLOBAL ID:201402257832526188   整理番号:14A0567822

粘着の力学

著者 (1件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 142-147  発行年: 2014年05月01日 
JST資料番号: G0749A  ISSN: 0916-4812  CODEN: NSEGE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
接着・剥離の力学における形状の効果を議論した。粘着テープの剥離をモデル化して数式を導き圧力分布を求めると,剥離先端から離れたところでは圧縮応力が作用し,剥離先端に近づくにつれて垂直応力が圧縮から引張に変化した。実際の剥離では剥離先端に近づくまではモデル計算に一致したが,さらに近づくと引張応力は最大値を超えたあと減少するがゼロにならずほぼ一定かあるいは緩やかに上昇した。またヤモリの手足にある微細な繊維構造に着目し,ヤモリのような易接着・易剥離を人工的に実現するために,ステムの先端に末広がりのパッドがついたマッシュルーム構造を考えモデル解析をした。ステムだけでは最大引張応力は30MPaであったが,マッシュルーム構造では0.2MPaとかなり小さくなった。実際にステム先端に斜めにパッドを取り付け検討したところ,接着・剥離のON/OFFを実現できることが示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
接着剤の性質・試験 
引用文献 (21件):
  • 中前勝彦, 浦濱圭彬, 水町浩, "接着・粘着の化学と応用", 日本化学会編 (1998).
  • 地畑健吉 他編集, "粘着技術の3A", リアライズAT(2006).
  • A. V. Pocius, "Adhesion and Adhesives Technology", 水町浩, 小野拡邦訳 "接着剤と接着技術入門", 日刊工業新聞社 (1999).
  • D. Maugis, "Adhesion and Rupture of Elastic Solids", Cambridge University Press (2002).
  • D. H. Kaelble, Trans, Soc. Rheol., 4, 45 (1960).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る