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J-GLOBAL ID：201402258263434144   整理番号：14A0470274

細胞機能のトランスグルタミナーゼによる調節

TRANSGLUTAMINASE REGULATION OF CELL FUNCTION

著者 (7件)： ECKERT Richard L. ,  KAARTINEN Mari T. ,  NURMINSKAYA Maria ,  BELKIN Alexey M. ,  COLAK Gozde ,  JOHNSON Gail V.W. ,  MEHTA Kapil
資料名： Physiological Reviews  (Physiological Reviews)
巻： 94  号： 2  ページ： 383-417  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： C0603A  ISSN： 0031-9333  CODEN： PHREA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トランスグルタミナーゼ(グルタミン転移酵素,TG)は,蛋白質のCa²⁺依存性転写後調節を遊離アミン基(例えば,蛋白質あるいはペプチド結合リシン)とペプチド結合グルタミンのγ-カルボキサミド基間の共有結合により触媒する構造的・機能的に関連する蛋白質ファミリーである。今回,サブタイプTG2の蛋白質架橋機能の調節,TG調節の細胞シグナル伝達,細胞分化におけるTG,がんにおけるTG2の役割およびTG2発現の調節とTG2調節の転写過程についてレビューした。TGの生物学的機能とその作用機構の理解は深まっているが,まだ多くの疑問があり,TGレベルが制御を受ける機構とTGがどのように下流の標的を制御するかに関する報告も示した。本レビューはは正常および疾患状態におけるTGの生理学的役割を解明しつつある研究成果を呈示した。

シソーラス用語： *トランスグルタミナーゼ ,  化学反応 ,  翻訳後修飾 ,  架橋【高分子】 ,  酵素反応 ,  経路 ,  細胞情報伝達 ,  生体内分布 ,  細胞分化 ,  腫瘍過程 ,  腫瘍転移 ,  遺伝的調節 ,  転移反応
準シソーラス用語： アミド基転移反応 ,  シグナル伝達経路 ,  遺伝子発現調節 ,  細胞内情報伝達 ,  腫瘍増殖 ,  *組織トランスグルタミナーゼ

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 細胞機能 ,  トランスグルタミナーゼ ,  調節