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J-GLOBAL ID:201402258615030863   整理番号:14A0388106

ハス(Nelumbo nucifera)根のエタノール抽出物は,ヒト前脂肪細胞において抗脂肪生成効果を示し,高脂肪食を与えたラットにおいて抗肥満および抗酸化効果を示す

Ethanol extract of lotus (Nelumbo nucifera) root exhibits an anti-adipogenic effect in human pre-adipocytes and anti-obesity and anti-oxidant effects in rats fed a high-fat diet
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 258-267  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アジアで周知の薬用植物である,ロータス(Nelumbo Nucifera)の根は,糖尿病治療,高血圧症治療および抗高脂血症を含む種々の治療上の利点を有することが報告されている。著者らはハス根(ELR)のエタノール抽出物がヒト前脂肪細胞において抗脂肪生成効果,また高脂肪食を与えたラットにおいて抗肥満および抗酸化効果を示すと仮定した。ヒト前脂肪細胞のELRによる処理は,脂質蓄積の抑制,ならびにペルオキシソーム増殖因子活性化受容体ガンマ,ブドウ糖輸送体4およびレプチンなどの脂肪細胞標識遺伝子といった脂肪生成転写調節因子の発現の減少を生じた。ELRの投与は,高脂肪食を与えたラットの脂肪組織の相対的重量を有意に低下させた。高脂肪食の消費は,血清総コレステロール(TC)およびトリグリセリド(TG)レベルの増加を生じたが,ELRの投与は,TCおよびTGのレベルを減少させた。ELRの投与は,血清レプチンおよびインシュリンのレベルを減少させた。高脂肪食を与えたラットのELRの投与は,高脂肪食,ならびにスーパーオキシドジスムターゼ活性および肝臓グルタチオン含量の増加によって上昇した,肝臓チオバルビツール酸反応性物質の含量を減少させた。これらの結果は,ハス根が,抗酸化および抗肥満効果を発揮し,肥満関連疾患に対処する機能的および栄養補給成分として使用できることを示唆した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  野菜とその加工品 
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