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J-GLOBAL ID：201402258708785937   整理番号：14A0169862

解離性CuI単位からなる熱安定性配位ネットワークの速度論的アセンブリーとI₂収着の可視化

Kinetic Assembly of a Thermally Stable Porous Coordination Network Based on Labile CuI Units and the Visualization of I₂ Sorption

著者 (3件)： KITAGAWA Hakuba (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR) ,  OHTSU Hiroyoshi (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR) ,  KAWANO Masaki (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 52  号： 47  ページ： 12395-12399  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 解離性のCu₄I₄クバンコア,[Cu₄I₄(PPh₃)₄](1)と硬いT_d対称性四面体配位子,テトラ-4-(4-ピリジル)フェニルメタン(2),の混合物ジメチルスルホキシド溶液を空気中,453Kで加熱した後,冷却することにより2種類の配位ネットワーク化合物を得た。冷却速度が速い場合は黄色の針状結晶,{[(CuI)₄(2)]・溶媒}_n(3a),遅い場合は橙色のプリズム型結晶,{[(Cu₂I₂)(2)]・溶媒}_n(3b),が選択的に生成した。3aと3bは同じ分子式で表せるが,その結合性が異なることをX線構造解析により明らかにした。速度論的に形成されたネットワーク構造はI₂分子を特異的に化学吸着してI₃を形成するが,380K以上での骨格の動的運動により容易に脱着することが分かった。一方,熱力学的に形成されたネットワーク構造にはI₂分子が物理吸着することを示した。

シソーラス用語： *化学吸着 ,  *物理吸着 ,  *銅錯体 ,  ネットワーク構造 ,  *ヨウ素 ,  X線構造解析 ,  *結晶構造 ,  吸着剤 ,  *配位重合体【樹脂】 ,  MOF【配位高分子】
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  金属-有機骨格

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (1件)： テトラキス[4-(4-ピリジル)フェニル]メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： 解離性 ,  CUI ,  熱安定性 ,  速度論 ,  アセンブリー ,  収着 ,  可視化