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J-GLOBAL ID:201402258804285759   整理番号:14A0355212

カンピロバクター症の病原性における腸内細菌叢の改変とその自然免疫応答に対する意義

Modification of Intestinal Microbiota and Its Consequences for Innate Immune Response in the Pathogenesis of Campylobacteriosis
著者 (7件):
資料名:
巻: 2013  号:ページ: ARTICLE ID 526860,1-10  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 1740-2522  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Campylobacter jejuniは世界中で食べ物由来の胃腸炎の主要な原因菌であり,従って公衆衛生における最も重要なものの一つである。経口摂取した後の病原性の最初のステージは,ヒトの腸内細菌によって保たれている細菌叢の抵抗に打ち勝つことである。しかし,どうやってこの菌が細菌叢の抵抗に打ち勝っているかはわかっていない。最近開発されたヒト化ノトバイオートマウスのモデルで,この最初のステージと宿主の免疫応答が詳しく調べられるようになった。これらの研究でわかったことは,脂肪豊富な食餌は,Firmicutesやプロテオバクテリアの割合を増やしActinobacteriaやBacteroidesを減らすことにより従来の腸内細菌の組成を不均衡にして,腸の上皮細胞に付着できるようになる。付着すると,デオキシコール酸がC.jejuniを刺激して,カンピロバクター侵入抗原を生成させて,それが上皮細胞に侵入する。それに応えて,NFκBが樹状細胞を成熟させる。活性化された樹状細胞はケモカインを産生し,好中球やBリンパ球,様々なセットのT細胞の活動を誘導して,C.jejuniの細胞を一掃する。この免疫応答が炎症を引き起こす。この総説は腸内細菌叢の変化とC.jejuniの感染成立,その結果起こる免疫応答の間の相互関係について,これまで解明されてきた研究の進歩に焦点を当てる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  消化器の基礎医学  ,  免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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