文献

J-GLOBAL ID：201402258833429549   整理番号：14A0634646

超郊外の別荘型住宅地における定住化と高齢化の進展-栃木県さくら市喜連川の温泉付住宅地の事例-

著者 (1件)： 橋詰直道 (駒澤大 文)
資料名： 駒澤地理  (駒沢地理)
号： 50  ページ： 27-53  発行年： 2014年03月10日 
JST資料番号： L0903A  ISSN： 0454-241X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,東京大都市圏外縁部の栃木県さくら市喜連川の丘陵地帯に開発された「フィオーレ喜連川」と「びゅうフォレスト喜連川」の2か所の温泉付住宅地を事例に,定住化と高齢化の実態及びシニアタウンが抱える諸問題を明らかにすることである。その結果は以下のように要約される。両住宅地ともに世帯主の大半が無職で,平均年齢も70歳前後のいわゆる引退移動世帯を中心とするリタイアメント・コミュニティである。定住者の多くは,主に1都3県と栃木県内から定年退職を機に,田舎暮らしで余暇を満喫することを目的にアメニティ移動をした住民達で,豊かな自然環境の中でゴルフや家庭菜園などが楽しめる温泉付住宅地であることが購入・転入理由であった。定住者の多くはここの生活に満足し,「終の住処」と考えているが,買物や通院なども不便なことから,一部の居住者は老後の不安を感じていることなど,千葉県の事例と同様,超郊外の別荘型シニアタウンならではの課題が明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： 都市郊外 ,  *宅地 ,  行為 ,  *加齢 ,  温泉 ,  *コミュニティ ,  新都市 ,  栃木県 ,  快適性 ,  住環境 ,  事例研究 ,  *シニアタウン
準シソーラス用語： アメニティ ,  喜連川 ,  *高齢化 ,  住宅地 ,  超郊外 ,  定住 ,  定住化 ,  *別荘型住宅地

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 郊外 ,  別荘 ,  住宅地 ,  定住 ,  高齢化 ,  進展 ,  栃木 ,  温泉