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J-GLOBAL ID：201402258855483547   整理番号：14A0368466

Caenorhabditis elegansの神経回路と行動に関する日本での研究

Japanese studies on neural circuits and behavior of Caenorhabditis elegans

著者 (4件)： SASAKURA Hiroyuki (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TSUKADA Yuki (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TAKAGI Shin (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  MORI Ikue (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Frontiers in Neural Circuits (Web)  (Frontiers in Neural Circuits (Web))
巻： 2013  号： Nov  ページ： WEB ONLY  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： U7037A  ISSN： 1662-5110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 線虫Caenorhabditis elegansは神経可塑性と動物行動を研究する上で理想的な生物である。雌雄同体C. elegansの全部で302のニューロンは118のニューロン群に分類されている。この単純な神経回路はヒトを含む高等動物の脳の機構を理解するための確かな基礎となる。最新のイメージング法と操作技術を用いた最近の研究では,研究者が高い精度で神経系の動的特性を研究することが可能になっている。この小さな動物の行動と分子遺伝学の解析は神経回路の研究の進展に大きく貢献している。今回筆者らは,C. elegansの神経回路について日本で行われた最近の研究を概説する。いくつかの研究室はC. elegansにおける行動制御の基礎となる神経基盤を研究するための独自で巧妙な手法を確立している。C. elegansの研究に用いられる技術の進歩は複雑な神経系の研究のための新しい取り組みを可能にした。日本におけるC. elegansの神経回路についての研究の再検討を通して,筆者らは神経回路研究の先行きを分析・考察する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *神経経路 ,  神経系 ,  *学習 ,  追跡 ,  遺伝学実験技術 ,  画像分析 ,  *記憶 ,  *動物行動 ,  意思決定 ,  分子生物学 ,  自動追跡 ,  *C.エレガンス ,  光遺伝学 ,  *中枢神経系 ,  *桿線虫類 ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： *Caenorhabditis elegans ,  オプトジェネティクス ,  連合学習 ,  行動遺伝学

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経回路 ,  行動 ,  日本 ,  研究