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J-GLOBAL ID：201402259014067510   整理番号：13A1969398

太陽光発電の予測誤差が需給運用と発電コストに与える影響

Impacts of the Uncertainty in Photovoltaic Yield Predictions on the Supply-Demand Balance and the Cost of Generating Electricity

著者 (6件)： 宇田川佑介 (東大) ,  宇田川佑介 (構造計画研) ,  荻本和彦 (東大) ,  池上貴志 (東大) ,  大関崇 (産業技術総合研) ,  福留潔 (JPビジネスサービス)
資料名： 電気学会新エネルギー・環境研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： FTE-13  号： 45-50.52-53.55-69  ページ： 85-95  発行年： 2013年11月21日 
JST資料番号： Z0969A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力システムにおける起動停止計画は,これまで火力発電,揚水発電,原子力発電等の電源と電力需要推定を変数として設定しており,長年の経験により大きく外れることは少なかった。しかし,太陽光発電や風力発電のような出力変動が大きい電源が大量導入されるとこれらの不確実性を明示的に考量したシステム運用が必要になる。本研究では,変動電源の予測誤差と短時間需給調整力を考慮した起動停止計画モデルの開発を行い,太陽光発電システム大量導入に伴う,その予測誤差が需要運用と発電コストに与える影響を調査した。

シソーラス用語： 電力系統 ,  *系統運用 ,  揚水発電 ,  *太陽光発電 ,  *予測誤差 ,  原価 ,  平衡
準シソーラス用語： *起動停止計画 ,  需給バランス ,  発電コスト

分類 (2件)： 太陽光発電  (NB03090G) ,  電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (8件)：

• 荻本和彦・片岡和人・池上貴志・野中俊介・福留潔:「将来の電力システムの需給調整力の解析手法」, 電学論 C, Vol.132, No.10 pp.1376-1383 (2012)
• 大関崇・Joao Gari da Silva Fonseca Jr・高島工・荻本和彦:「太陽光発電システムの代表的な発電量データセットに関する検討」,電気学会新エネルギー・環境メタボリズム社会・環境システム合同研究会, FTE-11-29, MES-11-15, pp.1-5 (2011)
• 大竹秀明・下瀬健一・Joao Gari da Silva Fonseca Jr,・高島工・大関崇・山田芳則:「気象庁メソモデルによる日射量予測値の予測実績からみた信頼区間の検討」,平成25年度電気学会電力・エネルギー部門大会,pp.230 (2013)
• 池上貴志・片岡和人・荻本和彦・斉藤哲夫:「電力需給解析のための風力発電データの整備と風力発電の長周期出力変動の分析」, 電気学会論文誌,投稿中
• 一般社団法人 日本風力発電協会 :「自然エネルギー白書 (風力編)V3.2」, (2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 太陽光発電 ,  予測誤差 ,  需給 ,  運用 ,  発電コスト