文献
J-GLOBAL ID:201402259508618943   整理番号:14A1482099

人工ナノ粒子の凝集挙動と廃水処理の活性スラッジへのこれらの影響

Aggregation behavior of engineered nanoparticles and their impact on activated sludge in wastewater treatment
著者 (5件):
資料名:
巻: 119  ページ: 568-576  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
人工ナノ粒子の増え続ける日常の利用は,環境中にこれらの物質の増大したレベルを生じると思われる。これらのナノマテリアルは,最終的に廃水処理施設(WWTP)へ流入すると思われ,このため,廃水水性マトリックスにおけるこれらの凝集挙動と速度論に関する情報の必要性が差し迫っている。本研究で筆者等は,2種類の金属酸化物ナノ粒子(ZnOとTiO2)を,2つの別々のWWTPsの流入水に分散させた。時間分解動的光散乱解析と透過型電子顕微鏡によって,金属酸化物ナノ粒子(NPs)は,4.5時間以上の懸濁後に,300~400nm径の凝集物と共に廃水マトリックス中に極めて安定に存在していた。筆者等は,溶存有機物(DOM)がナノ粒子の安定性に寄与していることを確認した。NPsの凝集傾向は,NaClの0.15M又はCaCl2の0.025Mまでの高濃度でも1価と2価両方の電解質の存在で見られず,複雑な廃水マトリックス中のナノ粒子の不安定化が,電気二重層の圧縮によって達成されず,このため,これらの凝集速度は,コロイド安定性の古典的Derjaguin-Landau-Verwey-Overbeek理論によって単純に予測できないことを示した。しかし,Al2(SO4)3溶液システム中のナノ粒子の明確な凝集が見られ,Al2(SO4)3溶液中の水和アルミナ(Al(OH)3H2O)の生成による金属酸化物ナノ粒子と凝集物の結合の機構によるようであった。廃水マトリックス中で,筆者等は非侵襲測定技術を用いて,1,10と100mgL-1のNPsによる処理前後の活性スラッジのO2フラックスを検出した。この結果は,ZnOとTiO2NPsが,4.5時間以上の曝露時間の場合に,活性スラッジのO2摂取に悪影響を示すことを確認した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  下水,廃水の生物学的処理 

前のページに戻る