抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メムリスタは「電流を流すことによりその抵抗値が変化し,電流の停止で停止時点の抵抗値を記憶しておく」という性質の電気回路素子である。本稿では,ハードウェア製作後にも,機能制御用メムリスタの抵抗値を変化させることにより,計算されるBoole関数の変更が可能な組合せ論理回路の構成を行った。まず,メムリスタの基本機能について,「Coupled variable-resistor model」と呼ばれるヒューレットパッカード社が開発したモデルにより説明した。次に,メムリスタを用いた基本ユニットについて説明した後,この基本ユニットを用いて,一つの回路で抵抗値を変えることで4種類の2入力論理回路(AND.OR他)が実現できる基本可変論理回路の構成を説明した。次に,基本可変論理回路を用いた2入力可変論理回路システム,さらに2入力可変論理回路システムを用いた多入力可変論理回路システムの構成を提示した。