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J-GLOBAL ID:201402259641677235   整理番号:14A0324533

細菌で発現されたヒト線維芽細胞増殖因子4における部位特異的分解の同定並びにアミノ末端で短縮された安定型の生成

Identification of Site-Specific Degradation in Bacterially Expressed Human Fibroblast Growth Factor 4 and Generation of an Aminoterminally Truncated, Stable Form
著者 (7件):
資料名:
巻: 172  号:ページ: 206-215  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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線維芽細胞増殖因子4(FGF4)はヒトにおける腫瘍生成およびほ乳動物胚の発生にとって非常に重要な遺伝子と考えられている。ヒトFGF4の分泌性成熟型は175アミノ酸残基(プロリン32からロイシン206まで,Pro32-Leu206)を含むと思われている。本研究において著者等は,細菌で発現させた,HishFGF4と呼ぶ,6xヒスチジン(His)-タグ付きヒトFGF4(Pro32-Leu206)蛋白質がりん酸緩衝化食塩水中などで不安定であることを見出した。このような条件下では,HishFGF4においてSer54とLeu55との間を含む部位に特異的な切断を同定した。安定なヒトFGF4誘導体を生成させるために,HishFGF4Lと呼ぶ6xHis-タグ付きヒトFGF4(Leu55-Leu206)を大腸菌で発現させた。HishFGF4Lは細胞破砕物上澄からヘパリンカラムクロマトグラフィーによって精製することができた。りん酸緩衝化食塩水中において,HishFGF4Lは十分に安定であった。HishFGF4Lはマウスはい性線維芽細胞Balb/c 3T3細胞において有意な有糸細胞分裂活性を示した。FGF受容体阻害剤のPD173074の存在下ではHishFGF4Lの増殖刺激活性は消失した。総合すれば,著者等はHishFGF4Lが正真正銘なFGFシグナル伝達経路を介して細胞増殖を促進する能力を持つと推定した。本研究は生物活性ヒトFGF4誘導体を大腸菌で生産するための簡単な方法を提供するものである。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  遺伝子操作 

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