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J-GLOBAL ID：201402259946358342   整理番号：14A0748669

再充電リチウム電池用の非水電解質におけるリチウムの充-放電サイクル効率に及ぼす添加剤として有機ケイ素化合物の影響

Effects of organic silicon compounds as additives on charge-discharge cycling efficiencies of lithium in nonaqueous electrolytes for rechargeable lithium cells

著者 (5件)： YANAGISAWA Ryota ,  ENDO Hisayuki ,  UNNO Masafumi ,  MORIMOTO Hideyuki ,  TOBISHIMA Shin-ichi
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 266  ページ： 232-240  発行年： 2014年11月15日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウム金属負極の充-放電サイクル効率に及ぼす,1M(M:molL^-1)のLiPF₆-エチレンカルボナート(EC)/エチルメチルカルボナート(EMC)(混合容積比=3:7)混合溶媒電解質への,混合有機シリコン化合物の影響を試験する。有機ケイ素化合物として,ポリエチレンオキシド鎖を持つポリエーテル改質シロキサン,クロロトリメチルシラン,テトラエトキシシラン,シス-テトラ[イソブチル(ジメチルシロキシ)]シクロテトラシロキサン,およびかご型シルセスキオキサンを,調べた。リチウムの充-放電サイクル試験は,ステンレス鋼作用電極を用いて,定電流下にて行った。リチウムの充-放電サイクル効率は,混合有機シリコン化合物により改善される傾向にある。かご型シルセスキオキサン,オクタフェニルオクタシルセスキオキサン(Ph₈T₈)は,0.02MのPh₈T₈少量混合により,約80%の最高サイクル効率を示した。有機ケイ素化合物の混合による,リチウムサイクル効率の強化メカニズムは,リチウムによるLiPF₆-EC/EMCの過剰な還元の抑制,およびリチウム上での表面膜の成長による,と考えられる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リチウム二次電池 ,  電解質 ,  *充放電サイクル ,  リチウム ,  *有機ケイ素化合物 ,  添加剤 ,  フルオロリン酸塩 ,  リチウム化合物 ,  エネルギー効率 ,  ヘキサフルオロリン酸リチウム ,  Coulomb効率

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

物質索引 (1件)： 炭酸エチルメチル

タイトルに関連する用語 (7件)： 再充電リチウム電池 ,  非水電解質 ,  リチウム ,  放電 ,  サイクル効率 ,  添加剤 ,  有機ケイ素化合物