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J-GLOBAL ID:201402260009825880   整理番号:14A1229898

樹状細胞は細網繊維芽細胞ネットワークの張力とリンパ節の膨張を制御する

Dendritic cells control fibroblastic reticular network tension and lymph node expansion
著者 (18件):
資料名:
巻: 514  号: 7523  ページ: 498-502  発行年: 2014年10月23日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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免疫原の攻撃投与後,浸潤し分裂するリンパ球はリンパ節の細胞集団を顕著に増加させ,それがリンパ節膨張につながる。本論文では,リンパ節の物理的弾力性の一部が,間質の細網繊維芽細胞(FRC)中のポドプラニン(PDPN)シグナル伝達と,樹状細胞上に発現するCLEC-2によるその調節によって維持されていることを報告する。マウス細胞では,PDPNがRhoA/Cとその下流のRho関連プロテインキナーゼ(ROCK)の活性化を介して,FRCでアクトミオシンの収縮を誘導することが分かった。CLEC-2が結合するとPDPNのクラスター化が引き起こされ,PDPNがRhoA/C活性化から速やかに切り離されてアクトミオシン細胞骨格が緩み,FRCが伸張できるようになる。免疫したマウスへのCLEC-2タンパク質の投与がリンパ節膨張を増強することは重要である。反対に,樹状細胞選択的にCLEC-2発現を欠くマウスではリンパ節の膨張が大幅に制限された。従って,Tリンパ球への抗原提示によって免疫を開始する樹状細胞と同じ樹状細胞が,FRCにCLEC-2を結合させることでリンパ節の再構築も開始させる。PDPNシグナル伝達のCLEC-2による調節はFRCネットワークを伸張可能にし,リンパ節の速やかな膨張を起こさせる。リンパ球の流入と増殖によって誘導されるこの膨張は,適応免疫の重要な特徴である。Copyright Nature Publishing Group 2014
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リンパ系 
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