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J-GLOBAL ID:201402260031109586   整理番号:14A0404914

培養液のリン濃度がキュウリの生育およびリン吸収に及ぼす影響

Influence of Phosphorus Concentration in the Nutrient Solution on the Growth and Phosphorus Absorption of Hydroponic Cucumber
著者 (6件):
資料名:
号: 13  ページ: 19-26  発行年: 2014年03月07日 
JST資料番号: F0562E  ISSN: 1346-6984  CODEN: YCKKBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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養液栽培および葉柄汁液診断の手法を利用し,低リン条件下でのキュウリの生育反応やリンの吸収および物質生産について評価した。培養液のリン濃度を0.2,0.4,0.8,1.4,2.2meL-1と異にし,定植後64日間,湛液水耕栽培を行った。培養液のリン濃度と植物体のリン吸収量(r=0.982)および総乾物生産(r=0.915)との間には,それぞれ高い相関があったが,培養液のリン濃度が1.4meL-1以上では,総乾物重の増加傾向はみられなかった。0.8meL-1以下の低リン区では,生育や葉面積,養分吸収が制限され,総乾物重は大きく減少した。葉柄汁液のリン濃度(PPS)と葉のリン濃度(PL)との間には,PL=3.134×ln(PPS)-6.267で示される有意な相関関係(r=0.946)が認められた。一方,培養液のリン濃度の増加に伴い,葉柄汁液のリン濃度は直線的に上昇した。本研究の生育および養分吸収の結果から,乾物生産を維持するためには,培養液のリン濃度を約0.8meL-1以上とし,葉柄汁液のリン濃度を約90ppm以上に保つ管理が望ましいと考えられた。しかし,培養液のリン濃度が1.4meL-1以上では,リンの施用効率を高める効果は少ないと考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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野菜  ,  農業土木  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (19件):
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