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J-GLOBAL ID：201402260625500749   整理番号：14A1135182

熱可塑性CFRPのプレス成形の取り組み状況

著者 (8件)： 立野大地 (金沢大) ,  米山猛 (金沢大) ,  日根野翔治 (金沢大) ,  木村理紀 (金沢大) ,  塩崎佳祐 (金沢大) ,  守安隆史 (コマツ産機) ,  長島重憲 (コマツ産機) ,  岡本雅之 (コマツ産機)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 60  号： 9  ページ： 357-358  発行年： 2014年09月24日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CPRFシート成形に適した加熱,搬送およびプレス成形装置を開発し,最適条件を検討した。炭素繊維を平織りにしたシートにPA6樹脂を含浸したプリプレグ5枚を重ね,加熱加圧して得た厚さ1mmのCPRFシートを試料とした。プレスに先立ってCPRFシートをハロゲンランプで両面から加熱し,約55秒で表面温度を320°Cとした。加熱されたシートを下型の板押さえの上に設置し,このとき板押さえは樹脂の成形温度である260°C付近に加熱されているため,樹脂は溶融状態を維持している。上型が降下しCPRFシートは金型内に引き込まれながら変形する。金型は冷却されているため樹脂はごく短時間で冷却固化する。同時に板押さえのヒーター電源を切り,板押さえの温度が100°Cを下回ったら上型を戻し成形品を取り出す。この一連の作業は約3分で終了する。この手順で得られた成形品はしわの発生はなく外観も良好だった。

シソーラス用語： *強化プラスチック成形 ,  プラスチックシート ,  高分子加工機 ,  加熱器 ,  炭素繊維 ,  織物構造 ,  高分子加工用型 ,  冷却 ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  最適条件 ,  積層材料 ,  炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： CFRP ,  CFRTP ,  *プレス成形 ,  *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  平織

分類 (1件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱可塑性 ,  CFRP ,  プレス成形 ,  状況