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J-GLOBAL ID:201402260661322016   整理番号:14A0250133

勝浦S/X帯20m大型アンテナ設備

著者 (3件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 111-114  発行年: 2014年02月20日 
JST資料番号: F0198A  ISSN: 0369-2302  CODEN: MTDNAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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勝浦S/X帯20m大型アンテナ設備は,千葉県勝浦市の(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)勝浦宇宙通信所に建設した,衛星追跡管制用の直径20mの大型アンテナ設備である。ALOS-2(陸域観測技術衛星:だいち2号)の主局として,S帯送受信及びX帯受信の衛星運用に対応しており,将来はKa帯受信機能を追加できる拡張性も持っている。アンテナ放射給電部には,高効率なリングフォーカスカセグレン方式と周波数選択反射鏡を含む集束ビーム給電方式を採用し,送信装置として自社開発した低消費電力(従来比:約30%減)な1kW電力増幅装置を含む送受信装置を,アンテナ上部の機器室内に収納したコンパクトな構造が特長である。一方,アンテナ駆動性能は,30kW ACサーボモータを用いたアンチバックラッシュ駆動方式によって,直径20m級の大型アンテナとしては,三菱電機最高レベル(従来比:約40%増)の高速駆動性能を可能にした。当社の大型アンテナ製作のノウハウを集約し,短工期と高信頼性を両立させた設備として2013年9月に納入し,JAXAのアンテナとしては,64m(臼田宇宙空間観測所),34m(内之浦宇宙空間観測所)に次ぐ口径のアンテナとなっている。将来,他の地球観測衛星や近地球科学衛星の追跡管制運用・ミッション運用での活躍も期待されている。本稿では,大型アンテナ設備の開発計画を短期間で進める上での課題とその解決策,及びアンテナ設備や1kW電力増幅装置の構成・主要性能について述べる。(著者抄録)
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