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J-GLOBAL ID:201402260877513460   整理番号:14A0801875

ネズミ喘息モデルでラベンダー精油吸入はアレルギー性気道炎症および粘液細胞過形成を抑制する

Lavender essential oil inhalation suppresses allergic airway inflammation and mucous cell hyperplasia in a murine model of asthma
著者 (9件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 109-115  発行年: 2014年07月17日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:ラベンダー精油(Lvn)は抗炎症効果を有すると報告されてきた。気管支喘息は気道リモデリングを有する気管支アレルギー性炎症により特徴付けられる。そこでネズミモデルで実験的に誘導した気管支喘息におけるLvnの抗炎症効果を評価した。主な方法:BALB/cマウスへ0日と14日に卵アルブミン(OVA)を腹腔内投与,感作しその後28~30日に噴霧状OVAでチャレンジした(対照-喘息群)。処置群のマウスは14~31日にLvnを吸入した(Lvn-喘息群)。アレルギー性炎症応答を32と33日に測定した。重要知見:気道抵抗性の増大は対照-喘息群よりLvn-喘息群で抑制された。Lvn-喘息群は対照-喘息群と比較すると気管支肺胞洗浄(BAL)液および気管支周囲と血管周囲組織の細胞総数および好酸球数が少なかった。Lvn-喘息群はまた対照-喘息群よりムチン過形成が少なかった。更に,Lvn-喘息群は対照-喘息群と比較してBAL液ではインターロイキン(IL)-5とIL-13が低く,肺組織のIL-4とIL-5のmRNA発現と同様でありこれらを夫々フローサイトメトリーおよび逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)により測定した。また,Lvn吸入はMuc5ac mRNAの有意な発現変化を起さずに肺でのMuc5b mRNAを減少した。意義:Lvnはネズミの喘息モデルでアレルギー性炎症およびTh2サイトカインとMuc5b発現抑制を伴う粘液細胞過形成を抑制した。従ってLvnは気管支喘息の代替医薬品として有益である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の基礎医学  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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