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J-GLOBAL ID:201402261087932850   整理番号:14A1504966

Al/Al-Ti-B系における結晶粒微細化機構

Grain refining mechanism in the Al/Al-Ti-B system
著者 (9件):
資料名:
巻: 84  ページ: 292-304  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Al-Ti-Bは多くのAl合金に対して最も広く用いられている結晶粒微細化剤である。しかしながら,60年の精力的な研究後も結晶粒微細化の正確な機構は未だ明確でない。本研究は,Al-Ti-Bベースの結晶粒微細化剤を含む結晶粒微細化機構の著者らの理解を深めることを目的とした。広範な高分解能電子顕微鏡研究は,(0001)TiB2表面上にTiリッチの単層の存在を確認し,それは,(112)Al3Tiの2次元化合物(2DC)である可能性が最も高い。TiB2粒子の有効性とAl3Ti 2DCの安定性を理解するために,更なる実験的研究を行った。著者らの結果は,TiB2粒子の有効性が,その表面上にAl3Ti 2DC単層が形成することにより著しく増大することを示した。Al3Ti 2DCの形成と溶解の速度は比較的遅いにもかかわらず,Al3Ti 2DCは,濃縮されたAl-Ti溶液中で液相Al/TiB2界面において形成するが,希薄Al-Ti溶液中では溶解する。Al-5Ti-1B結晶粒微細化剤による有効な結晶粒微細化は,Al3Ti 2DCによるTiB2粒子の高められた有効性,そして柱状から等軸への遷移を達成するための結晶粒微細化剤添加後の融液中の十分なフリー溶質Tiに直接起因する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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鋳造に関する各種技術  ,  変態組織,加工組織 
タイトルに関連する用語 (3件):
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