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J-GLOBAL ID:201402261251399808   整理番号:14A0587088

安全文化から見た最近の化学産業事故の原因

The Causes of Recent Chemical Industry Accidents in Japan from the Viewpoint of Safety Culture
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 115-122  発行年: 2014年04月15日 
JST資料番号: F0587A  ISSN: 0570-4480  CODEN: ANKOBG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近,化学産業の重大事故が続いており,業界をあげてその対策に取り組んでいるが,これらの事故の調査報告書には,直接原因に対する再発防止対策のみならず,その背景にある安全文化面の原因を追究し,安全文化醸成のための対策まで検討されている。これらの原因を安全工学会の保安力向上センターが進める安全文化診断の各要素に分類したところ,「積極関与」と「学習伝承」に分類されるものが多く見られたが,一方で,要素間にまたがるものも多く,要素間に重なりがあるためと考えられた。そこで,新たにシステムシンキングの考え方を導入し,各要素間の因果関係を考慮した因果ループを提案した。安全文化面の原因がどの要素と関連しているかを因果関係に基づくループとして認識でき,上流の要素に遡って原因検討を深めるとともに,ループ間の関係をもとに安全文化全体を視野に入れた検討が可能となる。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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化学工業一般  ,  生産に関する問題一般  ,  安全管理 
引用文献 (14件):
  • 南陽事業所第二塩化ビニルモノマー製造施設爆発火災事故調査対策委員会報告書, http://www.tosoh.co.jp/news/pdfs/20120613001.pdf, pp.32-37
  • 岩国大竹工場爆発火災事故に係る事故調査委員会報告書, http://jp.mitsuichem.com/release/2013/pdf/13012302.pdf, pp.35-44
  • 株式会社日本触媒姫路製造所アクリル酸製造施設爆発・火災事故調査報告書, http://www.shokubai.co.jp/ja/news/news0111.htm, pp.41-51
  • 三菱化学鹿島事業所第2エチレンプラント火災事故再発防止対策取り組み状況報告書, http://www.m-kagaku.co.jp/aboutmcc/RC/pdf/regard/kashimaj0406.pdf, pp.20-31
  • INSAG-1, Summary Report on Post-Accident Review Meeting on the Chernobyl Accident, pp.76-77, IAEA, Vienna (1986)
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