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J-GLOBAL ID：201402261487233498   整理番号：14A0685557

アノード酸化と熱処理により作製したナノポーラスα-アルミナメンブレン

Nanoporous α-Alumina Membrane Prepared by Anodizing and Heat Treatment

著者 (4件)： 増田達也 (工学院大 大学院工学研究科) ,  阿相英孝 (工学院大 大学院工学研究科) ,  原口智 (東芝 電力社会システム技術開発セ) ,  小野幸子 (工学院大 大学院工学研究科)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 82  号： 6  ページ： 448-455  発行年： 2014年06月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 皮膜生成時のナノポーラス構造を維持した,割れや反りのないα-アルミナメンブレンを作製するための最適な作製条件を明らかにすることを目的として,熱変形に関わる皮膜の構造制御因子を検討した。一段及び二段階電解による皮膜表面の孔配列の規則性と孔形態の違いや皮膜の剥離方法を探索し,さらに熱処理したメンブレンの変形と結晶相変化,及び孔や直管状構造の焼結に伴う変化を詳細に観察評価した。α-アルミナ化したメンブレンは加熱前の直管状ポーラス構造を維持しており,作製条件の最適化により大面積化した平滑な単一相のα-アルミナメンブレンを得ることができた。

シソーラス用語： *アノード酸化 ,  *熱処理 ,  *多孔性 ,  *αアルミナ ,  セラミック被覆 ,  *皮膜 ,  構造 ,  多孔質体 ,  *最適条件 ,  熱変形 ,  電解 ,  規則度 ,  形態 ,  剥離 ,  固相 ,  相転移 ,  直管 ,  焼結 ,  最適化 ,  熱重量分析 ,  示差熱分析 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  膜厚
準シソーラス用語： *ナノポーラス ,  *メンブレン ,  セラミック皮膜 ,  多孔構造 ,  規則性 ,  結晶相

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物薄膜  (BK14050P) ,  電気化学反応  (CB07050F)

引用文献 (33件)：

• F. Keller, M. S. Hunter, and D. L. Robinson, J. Electrochem. Soc., 100, 411 (1953).
• J. P. O'Sullivan and G. C. Wood, Proc. R. Soc. London, Ser. A, 317, 511 (1970).
• G. C. Wood and J. P. O'Sullivan, Electrochim. Acta, 15, 1865 (1970).
• J. W. Diggle, Oxides and Oxide films, Marcel Dekker, 2, p. 220 (1973).
• G. E. Thompson, Y. Xu, P. Skeldon, K. Shimizu, S. H. Han, and G. C. Wood, Philos. Mag. B, 55, 651 (1987).

タイトルに関連する用語 (6件)： アノード酸化 ,  熱処理 ,  作製 ,  ナノポーラス ,  α-アルミナ ,  メンブレン