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J-GLOBAL ID:201402261794899860   整理番号:14A0372632

Clostridium saccharoperbutylacetonicum N1-4による顆粒澱粉加水分解酵素を用いた生澱粉からのアセトン-ブタノール-エタノールの直接生産のための新規な工程

A Novel Process for Direct Production of Acetone-Butanol-Ethanol from Native Starches Using Granular Starch Hydrolyzing Enzyme by Clostridium saccharoperbutylacetonicum N1-4
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資料名:
巻: 172  号:ページ: 1818-1831  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,アセトン-ブタノール-エタノール(ABE)生産のための新規な手法を提案している。生澱粉(調理していないもの)の直接の発酵を顆粒澱粉加水分解酵素(GSHE)とClostridium saccharoperbutylacetonicum N1-4とを用いて検討した。GSHEの活性にとって最適条件を下回る条件において工程を行っても,ABEの生産は,最終溶媒濃度(21.3±0.4から22.4±0.4 g/L),ブタノール濃度(17.5±0.4から17.8±0.3 g/L)やブタノール収率(0.33から0.37 g/g)の点からみて通常の工程または調理した工程で観察されるものと同程度であった。溶媒の生産は澱粉の起源に大きく依存していた。調べた澱粉の中では,トウモロコシ澱粉が最もGSHEで分解されやすく,キャッサバ澱粉が最もこの酵素に抵抗性を示した。生のトウモロコシ澱粉を用いた発酵では溶媒の生産性は0.47 g/L hであり,これは調理した工程で達成されるものよりも約15%高かった。一方,キャッサバやコムギ澱粉を用いた非調理工程では,溶媒の生産性は0.30と0.37 g/L hであり,これは調理工程で得られるものよりもそれぞれ約30%低かった。発酵用培地は無菌処理しなかったにもかかわらず,いずれの実験でも雑菌の混入は無かった。生澱粉を用いた発酵中に泡の発生は見られなかった。この非調理工程は澱粉調理機器は不要なため,溶媒生産のための熱エネルギー消費は調理工程に比べ大きく低減させることができる。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  酵素の応用関連 

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