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J-GLOBAL ID：201402262050817306   整理番号：14A0823168

流体微小電気機械システム可変コンデンサを利用する1-5GHzのモノリシック多周波可変帯域阻止フィルタ

1-5GHz monolithic multifrequency-variable band elimination filter utilizing fluid microelectromechanical system variable capacitors

著者 (4件)： YAMADA Yuuki (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  YAMANAKA Tatsuya (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  FURUTSUKA Takashi (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  SUZUKI Kenichiro (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 53  号： 6S  ページ： 06JM04.1-06JM04.8  発行年： 2014年06月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在,広い周波数範囲にフィルタ特性を変化させる可変RFフィルタが強く求められている。われわれは,可変コンデンサとインダクタで構成する可変帯域阻止フィルタ(BEF)を開発している。可変コンデンサは,8つのコンデンサセルからなり,それぞれは二つの電極間ギャップを純水で充填することによって静電容量を変化させる。水充填による誘電率の変化は理論的には80の容量変化比(CCR)を有する。製造された可変コンデンサのCCRは31であることが測定された。理論値からの低下は寄生容量によって引き起こされる。製造されたBEFはすべてのセルが水で満たされると阻止中心周波数が4.52から0.92ギガヘルツまで変化することも測定された。このことはフィルタ周波数変化率4.9が成功裏に達成されたことを示している。このような大きなCCR値は,多くのモバイル応用において,MEMSフィルタの拡大が期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *帯域阻止フィルタ ,  *可変コンデンサ ,  *インダクタ ,  *MEMS ,  *流体素子 ,  静電容量 ,  純水 ,  誘電率 ,  一体構造
準シソーラス用語： 多周波可変帯域阻止フィルタ ,  微小電気機械システム ,  モノリシック構造

分類 (1件)： フィルタ一般  (NC04021I)

引用文献 (31件)：

• S. Yang, C. Zhang, and A. E. Fathy, IEEE MEE-S Int. Microwave Symp., 2010, WMK-6.
• R. Novak, Asia-Pacific Microwave Conf., 2010, WS2C-1.
• S.-S. Lee, H. Uchida, S. Soda, T. Nishino, H. Inoue, S. Izuo, Y. Yoshida, and M. Miyazaki, Proc. Solid-State Sensors, Actuators and Microsystems Conf., 2007, p. 157.
• T. Nishino, S.-S. Lee, H. Inoue, Y. Yoshida, Y. Kisukawa, and M. Miyazaki, Proc. European Microwave Conf., 2007, p. 130.
• D. J. Young and B. E. Boser, Solid-State Sensor and Actuator Workshop Tech. Dig., 1996, p. 86.

タイトルに関連する用語 (6件)： 流体 ,  微小電気機械システム ,  可変コンデンサ ,  多周波 ,  可変 ,  帯域阻止フィルタ