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J-GLOBAL ID：201402262328252283   整理番号：14A0904351

福島第一原発事故に伴うその後の森林木材への影響

著者 (1件)： 高橋正通 (森林総合研)
資料名： Isotope News  (Isotope News)
号： 724  ページ： 25-29  発行年： 2014年08月01日 
JST資料番号： G0331A  ISSN： 0285-5518  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所事故で放出され陸地に流れた放射性核種の大半は森林に沈着した。本稿では森林総合研究所の調査を中心に,森林環境における放射性Csの現状と問題点について解説した。まず,放射性Csの初期沈着について述べた。最初の調査は2011年8月に行った。初期の除染では,落葉除去により空間線量率が20~30%低減した。2012年8月の調査では,樹木のCs濃度は大幅に低下した(前年度の1/2~1/4)。2013年8月の調査では,Cs濃度と分布の前年度からの変化は僅かであった。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  放射線防護 ,  *放射能汚染 ,  環境放射能 ,  放射能除染 ,  セシウム同位体 ,  経時変化 ,  線量率 ,  分布 ,  濃度 ,  放射能測定 ,  *森林 ,  木材
準シソーラス用語： 空間線量率 ,  *福島第一原子力発電所事故 ,  放射能濃度 ,  放射能分布

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (11件)：

• 環境省,除染ガイドライン平成23年12月14日(2011)
• 農林水産省林野庁,プレスリリース「森林内の放射性物質の分布状況調査結果について(第二報)」,平成23年12月27日(2011)
• 長谷川元洋,福島原発事故の森林のミミズへの影響,畜産の研究,67,29-32(2013)
• 坪山良夫,大谷義一,森林の放射能汚染と除染(2)-下草や落ち葉を取り除くと空間線量率はどの程度下がるのか?-,放射能除染の土壌科学,学術会議叢書20,31-39(2013)
• 農林水産省林野庁,プレスリリース「森林内の放射性物質の分布状況調査結果について」, 平成25年3月29日林野庁(2013)

タイトルに関連する用語 (3件)： 福島第一原発事故 ,  森林 ,  木材