文献

J-GLOBAL ID：201402262461208505   整理番号：14A1060719

がん,神経疾患,および免疫疾患におけるヒストンデアセチラーゼとその阻害物質

Histone deacetylases and their inhibitors in cancer, neurological diseases and immune disorders

著者 (3件)： FALKENBERG Katrina J. (Peter MacCallum Cancer Centre, Victoria, AUS) ,  JOHNSTONE Ricky W. (Peter MacCallum Cancer Centre, Victoria, AUS) ,  JOHNSTONE Ricky W. (Univ. Melbourne, Victoria, AUS)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 13  号： 9  ページ： 673-691  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エピジェネティックな異常は,ヒトのさまざまな疾患に関与する主要な駆動因子として認識されている。この異常はしばしば遺伝子異常を原因とし,その結果,エピジェネティックなタンパク質の脱調節やその発現変化,特定の遺伝子プロモーターに対する非定型の動員を起こすことがある。重要なことに,エピジェネティックな変化は可逆的であり,エピジェネティックな酵素と調節タンパク質は小分子を用いることで標的化が可能である。本稿では,あるクラスのエピジェネティックな調節因子であるヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の発現変化,機能について検討し,がん,神経疾患,および免疫疾患におけるHDACの役割を述べる。我々はさらに,小分子HDAC阻害物質の開発と基礎研究,前臨床モデル,および臨床試験についても述べる。Copyright Nature Publishing Group 2014

シソーラス用語： *腫瘍 ,  *神経系疾患 ,  *免疫病 ,  *ヒストンデアセチラーゼ ,  *酵素阻害剤 ,  遺伝学 ,  *分子遺伝現象 ,  *プロモーター領域 ,  タンパク質 ,  酵素 ,  *分子標的治療薬 ,  臨床試験 ,  評価 ,  タンパク質合成 ,  調整
準シソーラス用語： *ヒストンデアセチラーゼ阻害剤 ,  エピジェネティック ,  *遺伝子異常 ,  調節蛋白質 ,  *小分子阻害剤 ,  前臨床試験 ,  蛋白質発現 ,  発現調節

分類 (3件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  薬理学一般  (GW01000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： がん ,  神経疾患 ,  免疫疾患 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  阻害物質