抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2007年より開始したNEDO「高温超伝導ケーブル実証プロジェクト」では電力インフラへの適用を前提としていて,長時間の連続運転に耐えられる冷却システムの構築を目指している。当初はスターリング冷凍機を採用したが,効率,信頼性,保守性が十分でなかった。そこで2011年2月より逆ブレイトンサイクルを採用するプレイトン冷凍機の開発を行っている。冷凍機能力を5kW,COPを0.1,メインティナンス間隔を30,000時間とする開発目標を設定している。本稿では高温超伝導ケーブル実証プロジェクトの全体概要,および本プロジェクトで用いた冷却システムを紹介し,冷却システムの課題を取り上げ,プレイトン冷凍機がこれらの課題解決にどの様に寄与するかを説明した。フレイトン冷却機の基本システム,圧縮機,膨張機および冷凍機の開発状況を報告する。2013年はこの冷凍機の実証試験をする予定である。