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J-GLOBAL ID:201402262476968670   整理番号:14A0944607

マウスにおける急性肝障害の発症におけるKupffer細胞の重要性

Importance of Kupffer Cells in the Development of Acute Liver Injuries in Mice
著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 7711-7730 (WEB ONLY)  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Kupffer細胞は肝臓内に常在し,ゲートキーパーとして働いている。Kupffer細胞は,Toll様受容体などのパターン認識受容体が関与すると,炎症促進性および抗炎症性のサイトカインや他の生物学的に重要な分子を産生する。in vivoにおいてクロドロン酸リポソーム処理によりKupffer細胞を除去したマウスにより,Kupffer細胞の多くの重要な特性が明らかになってきた。本論文では,マウスの急性肝障害におけるKupffer細胞の重要性について概説し,2つのモデル,すなわち,Propionibacterium acnesを感作した後にリポ多糖(LPS)を投与することにより誘導されるLPS誘導性の肝障害およびコンカナバリンA(ConA)誘導性肝炎における急性肝不全などの凝固性誘導性の急性肝不全に焦点を当てる。Kupffer細胞は,P.acnesにより誘導されるLPS感作に必要で,LPS投与後に急性肝障害を誘導するインターロイキン-8の主要な細胞性供給源である。Kupffer細胞は,類洞内皮細胞と一緒に病原性の類洞内血栓形成を開始することにより,Con-A誘導性の急性肝不全に寄与している。これらのモデルの基礎となる機構から,ウイルス感染や異常な代謝などの種々の原因により誘発されるヒトの肝障害が明らかになると推測される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  生体防御と免疫系一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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