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J-GLOBAL ID:201402262590546026   整理番号:14A0762609

海氷群を伴った津波の市街地氾濫に関する一考察

A STUDY OF TSUNAMI INUNDATION FLOW WITH ICE FLOES IN URBAN AREA
著者 (5件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: I.509-I.514 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,過去に発生した海氷を伴う津波の被害事例を概観するとともに,海氷群を伴った津波の市街地氾濫に関する水理模型実験を行い,その上乗せリスクの可能性について検討した.建築物間においアイスジャム(氷群の閉塞)が発生すると,流れをせき止める.建築物へのインパクトは,遡上津波先端近傍の氷群による衝突荷重がまず作用するが,その後に続く準定常部分においても,大きな荷重が持続する.これは閉塞による水位上昇分と,建築物間の静水圧も加味した静水圧荷重で説明できた.また,津波避難ビル等への避難に際しては,その建築物が崩壊せずとも,水位上昇と氷群のパイルアップ(氷群の積み重なり)も勘案すると,より高い所に避難する必要がある事が示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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流水中におかれた物体  ,  自然災害 
引用文献 (18件):
  • 1) 吉川康弘,阿部孝章,平井康幸:河川津波に伴い発生した北海道鵡川のアイスジャム再現計算,土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 68, pp. 416-420, 2012.
  • 2) 木岡信治,竹内貴弘,蟹江俊仁:海氷塊の杭構造物への衝突に関する中規模実験とその数値計算法の基礎的検討, 土木学会論文集A2(応用力学),Vol. 15,2012.
  • 3) 佐伯浩,高橋良正,三谷朋行:津波による海氷盤の陸上への遡上機構に関する実験的研究,海岸工学論文集第41巻,pp. 796-800, 1994.
  • 4) 十勝沖地震調査委員会:十勝沖地震調査報告, 1954.
  • 5) 鏡味洋史:北海道の地方新聞に掲載の被害関連記事, 日本建築学会技術報告集, Vol. 15, 31, pp. 951-954, 2009.
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