抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
核磁気共鳴装置(NMR)は,分子を構成している水素や炭素,リンなどの原子核の状態を知ることができるため,無機・有機・高分子化合物の構造を決定する上で最も強力な装置であり,現在の化学分野の研究においてNMRは必須の汎用機器となっている。多段階反応により合成されるラダーポリマーは構造欠陥を含むことが多い。本研究では,合成したポリアミドの
1H NMR解析を実施し,ラダー化した部分が57%,1本のアミド結合でつながれた部分が43%の比率で構成されていることが分かった。さらに,金属錯体の構造を
1H,
19Fおよび
31P NMRスペクトルによって決定した。また,合成したオリゴ糖の構造を解明するためにも
1H NMRを使用した。