抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
品質保持期間の長い牛乳は,縦続装置での精密濾過(MF)及び殺菌処理によって生産できる。著者らは,これまでの研究で,脱脂乳のMFにおいてバックパルシング処理を行うことで省エネルギー効果が得られることを示した。本試験では,これまでの試験よりも高い乳流量でのMFにおけるバックパルシング処理の影響を調べた。MF試験では,一定乳流量下で行い,性能測定に当たっての稼働時間は,一定の圧力上昇があるまでとした。また,乳流量は350~500Lm
-2h
-1の範囲とし,バックパルシング処理(振動数6~0.2min
-1)の有無別に試験を行った。その結果,汚損率は,透過乳流量に強く影響され,流量が多いと汚損率が高まることが示された。また,乳流量350Lm
-2h
-1では,バックパルシング処理によるMFの改善効果が見られるが,それより多い流量の場合は,バックパルシング処理をするとMFの性能が損ねられることが示された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.