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J-GLOBAL ID：201402263321204433   整理番号：14A0906214

農業者育成におけるケースメソッドの現状と新規参入者への適用課題

著者 (1件)： 島義史 (農研機構 北海道農業研究セ)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 52  号： 1/2  ページ： 37-42  発行年： 2014年07月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,農業者育成におけるケースメソッドの実践事例を分析し,現状を明らかにした。ケースメソッドの実践事例の実態分析をもとに,現状を整理すると,1)ケースメソッドを含む研修は,理論面の講義の後にケースメソッドが実施され,最終的にビジネスプランを作成するという流れになっていること,2)ケースメソッドの実施回数には制限があり,また,ケースの教材の充実が求められること,および3)受講者のネットワーク形成への期待が大きいことが指摘できた。

シソーラス用語： *教育訓練 ,  *農業 ,  方式 ,  事例研究 ,  実態調査 ,  理論 ,  教材 ,  ネットワーク ,  農業経営 ,  人材育成 ,  *産業
準シソーラス用語： ケースメソッド ,  研修 ,  人材養成 ,  *農業者育成

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  技術教育・普及  (FA01040E)

引用文献 (5件)：

• 三石誠司 (2002) : 「ハーバード・ビジネス・スクールにおけるアグリビジネス教育について」, 高橋正郎・斎藤 修編著, 『フードシステム学の理論と体系』, 農林統計協会.
• 渋谷往男・菅原優・黒瀧秀久 (2013) :「ケースメソッド授業に対する受講者の意識に関する考察-オホーツクものづくり・ビジネス地域創成塾の受講者を対象に-」, 『農業経営研究』, 51 (1), p.77-81.
• 高木晴夫・竹内伸一 (2006) :『実践! 日本型ケースメソッド教育-企業力を鍛える組織学習装置-』, ダイヤモンド社.
• 高橋正郎 (1996):「地域農業リーダーの育成とケース・メソッド研究」, 小野誠志編著,『国際化時代における日本農業の展開方向』,筑波書房.
• 山田勝・神田多喜男 (1997) :「ケース・メソッドを応用した経営管理演習教材の開発」, 『農業経営研究』, 35(3), p.49-59.

タイトルに関連する用語 (4件)： 農業者 ,  ケースメソッド ,  現状 ,  参入