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J-GLOBAL ID:201402263389317872   整理番号:14A0413309

1,2-ジヒドロ-1-オキサベンゾ[a]アズレン-2-オンの合成及び酸化還元挙動

Synthesis and redox behavior of 1,2-dihydro-1-oxabenz[a]azulen-2-ones
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巻: 70  号: 17  ページ: 2796-2803  発行年: 2014年04月29日 
JST資料番号: E0234A  ISSN: 0040-4020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3つの新規1,2-ジヒドロ-1-オキサベンゾ[a]アズレン-2-オン誘導体,1a(R1=H,R2=Me),1b(R1=H,R2=Ph)及び1c(R1=COOEt,R2=Me)を,塩化アルミニウム存在下で,2-ヒドロキシアズレン(2a)及びその1-エトキシカルボニル誘導体2bとアセト酢酸エチル(3a)又はベンゾイル酢酸エチル(3b)との反応により合成した。いくつかの事例では,産生物の収率は低かったが,このタイプの化合物は初めての事例と思われる。分光法及びボルタンメトリー解析により,1,2-ジヒドロ-1-オキサベンゾ[a]アズレン-2-オン誘導体1aの分析を利用して,電子的特性を詳細に調べた。分析結果は,融合α-ピロン系は元のアズレン(10)と比べ,HOMO及びLUMOエネルギーがともに低かったが,LUMOに対し明白な影響を持ち,結果的に10と比べ,HOMO-LUMOギャップが低下したことを明らかにした。これらの結果は,両性の酸化還元材料の開発を誘発するであろう。1aの臭素化及びVilsmeier-Haackホルミル化反応により,求電子試薬に対する反応性も試験した。反応生成物の範囲を評価するため,臭素化生成物のトリメチルシリルアセチレンとのSonogashira交差カップリング反応,及びCBr4及びPh3Pで調製した亜リン酸イリドとの反応により,ホルミル化生成物のジブロモオレフィンへの転換を試験した。エチニル生成物におけるπ-電子系の効率的拡大を分光分析により明らかにした。これらの反応生成物は電子的応用に対する末端基としての応用に利用されるであろう。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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