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J-GLOBAL ID:201402263408644120   整理番号:14A0653483

DipMは葉緑体分裂中のペプチドグリカン加水分解に必要である

DipM is required for peptidoglycan hydrolysis during chloroplast division
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号: Mar  ページ: 14:57 (WEB ONLY)  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:葉緑体はシアノバクテリア細胞内共生から進化しており,それらの連続性が葉緑体分裂によって長期間持続され,それは分裂部位でのリング状の分割複合体の収縮により行われるプロセスである。分裂複合体は,葉緑体の内部で機能するシアノバクテリアの分裂複合体の特定のコンポーネントを保持している。また,葉緑体の外側の機能,宿主細胞によって発生したコンポーネントも含まれ,少なくとも紅藻類や緑色植物亜界に,サイトゾル側から収縮力を発生すると考えられている。これらの系統における葉緑体とは対照的に,灰色藻類のものは,シアノバクテリアと同様,2つのエンベロープ膜間にペプチドグリカン層を有している。結果:本研究では,灰色藻類C.paradoxaでの葉緑体分裂は,宿主真核生物起源由来の既知の葉緑体分裂蛋白質ではなく,むしろ,シアノバクテリアの細胞分裂のようにDipM蛋白質による分裂部位でのペプチドグリカン加水分解活性に依存しているペプチドグリカン分裂と多分エンベロープ分裂プロセスが関与する。加えて,DipMがコケ類Physcomitrella patensの正常な葉緑体分裂に必要であることを見出した。結論:これらの結果は,ペプチドグリカン分裂の調節が葉緑体の初期進化における葉緑体分裂に不可欠であり,緑色植物亜界においてこの活性は,まだ葉緑体分裂に関与していることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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細胞分裂・増殖 
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