文献

J-GLOBAL ID：201402263476337251   整理番号：14A1504518

熱的に活性な建物表面とモデル予測制御を持つ高度な冷房技術

Advanced cooling technology with thermally activated building surfaces and model predictive control

著者 (3件)： ZAKULA T. (Univ. of Zagreb, FAMENA, I.Lucica 5, 10000 Zagreb, HRV) ,  ARMSTRONG P.r. (Masdar Inst. of Sci. and Technol., Masdar City, Abu Dhabi, United Arab Emirates) ,  NORFORD L. (Massachusetts Inst. of Technol., 77 Massachusetts Avenue, Cambridge, 02139 MA, USA)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 86  ページ： 640-650  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,低揚力冷房システム(LLCS)と名付けた,熱的に活性な建物表面(TABS),及び除湿と換気のための並列専用外気システム(DOAS)から成る,ある高度な冷房システムを分析する。本システムは,天気と負荷予測に基づき,エネルギー消費を最小化する冷房戦略を,次の24時間にわたり決定する,モデル予測制御(MPC)を利用する。電力の総コストを最小化する様な,異なる目的は,目的関数を修正する事により,達成可能である。顕熱冷房のみのための可変冷媒流量(VRF),及び冷房,除湿及び換気のためのVAVシステムに対して,LLCSの性能を,米国の16種類の異なる気候にわたって分析した。LLCSと組み合わせて使える,5つの除湿戦略も分析した。その結果,LLCSを用いた電力削減は,従来制御の下でのVAVシステムに対し50%にまで至り,MPCの下でのVAVシステムに対し24%にまで至る事が解った。削減は,より低い輸送エネルギーとインバーター圧縮装置に固有の,より良い部分負荷の利用,TABS技術の結果,及び最適制御を通じて達成された。LLCSは,慣習的に制御されたVRFシステムよりも,より良い性能を持つ事も解った。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 技術 ,  *先端技術 ,  *冷房 ,  *予測制御 ,  エネルギー効率 ,  建築物 ,  *表面 ,  *活性化 ,  除湿 ,  換気 ,  天気予報 ,  負荷 ,  予測 ,  エネルギー消費 ,  目的関数 ,  VAV空調 ,  インバータ ,  最適制御 ,  事務所建築 ,  アメリカ合衆国
準シソーラス用語： 冷却技術 ,  先進技術 ,  *モデル予測制御 ,  *熱活性化 ,  電力低減

分類 (1件)： 冷房  (PC02030Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 活性 ,  建物 ,  モデル予測制御 ,  冷房