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J-GLOBAL ID：201402263825870078   整理番号：14A0600179

ポリプロピレン複合材料中にリグノセルロースナノファイバーを分散させるための効果的な処理としての固体剪断粉砕

Solid-state shear pulverization as effective treatment for dispersing lignocellulose nanofibers in polypropylene composites

著者 (4件)： IWAMOTO Shinichiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Biomass Refinery Res. Center, 3-11-32, Kagamiyama ...) ,  YAMAMOTO Shigehiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Biomass Refinery Res. Center, 3-11-32, Kagamiyama ...) ,  LEE Seung-Hwan (Kangwon National Univ., Dep. of Forest Biomaterials Engineering, Coll. of Forest and Environmental Sci., 200-701 ...) ,  ENDO Takashi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Biomass Refinery Res. Center, 3-11-32, Kagamiyama ...)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 21  号： 3  ページ： 1573-1580  発行年： 2014年06月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロースナノファイバー(LCNF)を木粉の湿式ディスクミリングにより用意し,その後ポリプロピレン(PP)ポリマーマトリックスの補強充填剤として使用した。LCNFの比表面積および最小繊維幅は,それぞれ106m²/gおよび20nmであることが分かった。PPマトリックス中LCNFの分散性を向上させるために,バッチ式混練機を用いた固体剪断粉砕(SSSP)をPPの融点よりも低い温度で実施し,5wt%無水マレイン酸グラフト化PPを含んでいた。SSSP処理はLCNF分散を改善し;これは,光学および走査電子顕微鏡観察により決定した。SSSP処理後のLCNF分散の改善は,得られた複合材料のYoung率,降伏強さおよび靭性を増加させた。複合材料は,純粋なPPマトリックスのより高いYoung率および降伏強さを示し;引張および曲げ試験の両方の場合で真実であった。しかし,複合材料の衝撃強度は,ニートマトリックスのものと有意に異ならなかった。最後に,PPマトリックスの結晶化速度はまたLCNF分散の増加とともに増加した。Copyright 2014 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  ナノファイバ ,  セルロース繊維 ,  *ポリプロピレン ,  *複合材料 ,  粉砕 ,  木粉 ,  混合装置 ,  Young率 ,  降伏強さ ,  靱性 ,  収率 ,  衝撃強さ ,  晶析速度 ,  充填剤 ,  比表面積 ,  微細構造
準シソーラス用語： リグノセルロースナノファイバー ,  *高分子複合材料

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  性質・試験一般  (YH02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリプロピレン ,  複合材料 ,  固体 ,  剪断粉砕