文献
J-GLOBAL ID:201402264054236467   整理番号:14A0935506

ヒドラジンによるニトロベンゼン,スチレン及び3-ニトロスチレンの化学選択的移動水素化に用いる金属を含まない窒素及び酸素をドーピングした炭素触媒

Nitrogen and oxygen-doped metal-free carbon catalysts for chemoselective transfer hydrogenation of nitrobenzene, styrene, and 3-nitrostyrene with hydrazine
著者 (5件):
資料名:
巻: 393  ページ: 257-262  発行年: 2014年11月01日 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
活性炭(AC)を過酸化水素及びアンモニアで処理して,その表面に酸素及び窒素をドーピングした。この表面官能化ACを,ヒドラジン水和物によるニトロベンゼン,スチレン及び3-ニトロスチレンの移動還元に使用した。酸素-及び窒素-ドーピング触媒は,元のAC触媒と比較してニトロベンゼン及び3-ニトロスチレンの還元をより促進した。これらの触媒は,スチレン還元に対しては低活性であったが3-ニトロスチレンのビニル基の還元に対しては活性であった。しかし,窒素ドーピングは,3-ビニルアニリンのビニル基の還元を抑制した。官能化AC触媒は,酸素及び窒素ヘテロドーパントにより誘導された極性化表面との相互作用により,ニトロ化基質のニトロ基の吸着及び活性化を促進する様である。これが,表面における3-ニトロスチレンのビニル基の還元を可能にしたと考えられる。窒素ドーパントは,窒素ドーピングにより誘導された表面の塩基性がアミノ基による吸着を困難にするために,3-ビニルアニリンのビニル基の還元を妨げた。ACは電導体として作用するが,その性能は表面官能化により増強されるであろう,これは表面におけるジイミドのような還元化学種及びヒドラジンからのプロトンの生成に寄与すると考えられる。本報の結果は,酸素-及び/または窒素ドーピング官能化炭素材料が金属を含まない多用途触媒としての見込みある材料となり得ることを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒  ,  酸化,還元  ,  炭素とその化合物 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る