文献

J-GLOBAL ID：201402264843467341   整理番号：14A0288785

いかにドーパントサイズがBaSn_1-xMxO_3-x/2(M=Ga,Sc,In,Y,Gd,La)のプロトンエネルギー景観に影響するか

How dopant size influences the protonic energy landscape in BaSn_1-xM_xO_3-x/2 (M=Ga,Sc,In,Y,Gd,La)

著者 (5件)： BEVILLON Emile (Ecole Centrale Paris, Chatenay-Malabry, FRA) ,  HERMET Jessica (Ecole Centrale Paris, Chatenay-Malabry, FRA) ,  HERMET Jessica (CEA, Arpajon, FRA) ,  DEZANNEAU Guilhem (Ecole Centrale Paris, Chatenay-Malabry, FRA) ,  GENESTE Gregory (CEA, Arpajon, FRA)
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 2  号： 2  ページ： 460-471  発行年： 2014年01月14日 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクセプタをドープしたスズ酸バリウム化合物のプロトン欠陥のエネルギー景観を,密度汎関数法を用いて研究した。広範なイオンサイズを持つドーパント(Ga,Sc,In,Y,Gd,La)を用いて調べた。全てのドーパントはプロトンに対して引力性で,会合エネルギーは-0.40から-0.07eVであった。ホスト中で引張り応力を誘起する小ドーパントから,圧縮応力を誘起する大ドーパントを区切る半径rc1(約0.72A)を考慮した。プロトンエネルギー面からは,小さなドーパントでは最も安定なプロトン位置はドーパントの第一隣接酸素であり,大きなドーパントでは,最も安定な位置はプロトンがドーパントの第二隣接酸素であった。プロトンエネルギー面のドーパントイオン半径による転移は,InとY間(0.80~0.90A)で起こった。この転移においてドーパント-プロトン会合エネルギーは極小値約-0.07eVを示し,イットリウムの場合では第一隣接と第二隣接位置はほとんど縮退していた。

シソーラス用語： *ドーパント ,  *サイズ効果 ,  *バリウム化合物 ,  *アンチモン化合物 ,  *金属酸化物 ,  ガリウム ,  スカンジウム ,  インジウム ,  イットリウム ,  ガドリニウム ,  ランタン ,  陽子 ,  *エネルギー ,  アクセプタ ,  スズ酸塩 ,  欠陥 ,  密度汎関数法 ,  イオン半径 ,  会合 ,  *ポテンシャルエネルギー面

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (8件)： ドーパント ,  サイズ ,  Sc ,  Gd ,  La ,  プロトン ,  エネルギー ,  景観