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J-GLOBAL ID：201402264861649414   整理番号：14A0506165

育水の意義と育水を踏まえた共生型地下水利用の基本的考え方

著者 (2件)： 中村裕昭 (共生型地下水技術活用研究会) ,  上田敏雄 (共生型地下水技術活用研究会)
資料名： 地下水技術  (Journal of Ground Water Technology)
巻： 53  号： 4  ページ： 13-16  発行年： 2011年12月20日 
JST資料番号： S0019A  ISSN： 0916-4154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 育水の意義と育水を踏まえた共生型地下水利用の基本的考え方を論ずる。「育水」とは,水と人類との共生を踏まえた「健全な水環境確保」に欠かせない人類の行為で,水量と水質のコントロール技術を指す概念である。地下水は,流域の共有資源・共有財産であり,基本は公水と私水の両立で地域の事情によってその割合が異なると考える。流域の秩序に反した地下水利用を行えば,水環境の悪化を招き,水循環の健全性が低下・喪失し,地下水利用規制を導入せざるを得なくなる。また「育水」の基本は森林の保全整備が中心で,その効果は地下水涵養やダム水源確保だけでなく,CO₂吸収効果や土砂災害抑制効果など環境・防災で多面的な効果を有する。

シソーラス用語： 水利用 ,  *共生 ,  水質 ,  *水循環 ,  地下水涵養 ,  水源 ,  地下水
準シソーラス用語： 環境共生 ,  *森林保全 ,  水環境 ,  水量 ,  地下水環境 ,  *地下水利用

分類 (2件)： 水資源  (RC11020F) ,  水利用,その他  (RC11030Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水 ,  共生 ,  地下水利用